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有限会社アンテナ 元気企業FILE

2019.01.25 Fri.


【元気企業(29)】
言語や商習慣の違いを超えてビジネスに取り組む
県内外の事業者を沖縄から支え続けて21年
有限会社アンテナ


法人向けコンサルティングが急成長中

1997年の設立以来、英語を中心に中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・フランス語などの翻訳・通訳業を礎とし、また米軍基地発注業務の入札支援などでも実績を重ねてきた有限会社アンテナ。代表取締役の石原地江(くにえ)さんは、「おかげさまで2017年に設立20周年を迎えることができましたが、振り返ればこの間、実に多くの試練にぶつかってきました。その中で新たな事業の方向性を探り、社員みんなで乗り越えてきたことで、なんとか今日に至っています」と語る。
現在では米軍基地発注業務の入札支援55%、翻訳・通訳45%の比率で安定的に業績が推移している同社。なかでも近年成長を見せているのが、全売上の3分の1を占める法人向けコンサルティング業務だという。インバウンド対応で外国人と接する際の心構えやおもてなしの方法、わかりやすい表示などについて悩みを抱える事業者、また海外との取引における商習慣の違いや言語の壁に直面している事業者などに、同社のノウハウを駆使して課題解決の手助けをしているそうだ。
「10年ほど前から徐々に引き合いが多くなり、最近では『2020年の東京五輪の先を見すえて今から準備したい』という県外企業などからの相談も増えてきました」と石原さん。「実は、翻訳・通訳単体の業務は、機械翻訳や通訳アプリなどの台頭もあってか、この5年で激減しています。由々しい事態ではありますが、当社では『お客様が求めているのは単なる翻訳や通訳ではなく、言語や商習慣の違いによる課題の解決、ソリューションなのではないか』と捉え直しました。これによって生まれた法人向けコンサルティング業務は、これからの当社を支える大きな軸になると思っています」

”商習慣の国際化”への準備をサポート

石原さんは、商習慣の国際化が想像以上に速く進んでいることにも警鐘を鳴らす。「沖縄に限らず、日本の企業は奥ゆかしいというか、海外企業との交渉や商談で及び腰になってしまうところがほとんど。対等に渡り合うには相手国の商習慣を理解し、凛りんとした態度で取引に臨むことが不可欠です。『県内あるいは国内の企業としか取引経験がない』という沖縄の事業者の方は、近い将来『数ヵ国と取引するのが当たり前』な時代が来る前に、また県内景気が安定している今のうちに、国際取引ができる体質づくりを始めることをおすすめしたいですね。当社としても同じ沖縄の事業者さんの発展のため、最大限お手伝いさせていただきたいと思っています。どんなことでもお気軽に、まずはご相談ください」


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米軍受注支援サービス/米軍基地発注業務の入札支援を始めたきっかけは、2001年の米国同時多発テロ。国際会議やイベントが軒並みキャンセルになり、売上の目処が立たない状況に陥った時、「外国から人が来ないなら、沖縄の中の外国(=米軍基地)に目を向けては」というアイディアから生まれたサービスだった。現在では同社の事業の要のひとつとなっている

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幾度となく同社を襲う危機のたび、「いつも社員たちが支えてくれました」と石原さん。「海外経験のある社員が多いからか、自分の意見や意思を伝え合える風通しのよい風土にも助けられてきたと思います」。また勤務が過酷になりがちな中、有給休暇取得促進のための意識改革にも取り組んだ。「自分だけのために使う時間を大事にしてほしい。そしてあなたが休暇を取るには会社としてどんな効率化や引き継ぎをすればよいか考えてほしい、と。簡単ではありませんでしたが4年ほど経った頃から、徐々に休めるようになってきました」

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石原地江さん。2年ほど前から毎週2回、インストラクターを招いて社員みんなで朝ヨガをしているそう。「私が乳がんを患ったことをきっかけに、『健康あっての仕事』と大反省して始めました。社員の誰かではなく私が先だったのは不幸中の幸いでした」


有限会社アンテナ
那覇市牧志2-22-36 まきしガーデンビル3F ☎ 098-860-5218
http://www.antenna-okinawa.co.jp/

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[企業訪問]  第352回 (株)ゆがふホールディングス
「響き合う豊かさと夢」を経営理念に、5つの企業を一つにまとめあげた「株式会社ゆがふホールディングス」。そのねらいは、経営の効率化、意志決定の迅速化、経営資源をフル稼働し、企業価値を上げること。 厳しい経営環境の中、グループ企業が結束し、互いの強みを共鳴させて、相乗効果を生み出す。その取り組みについて、代表取締役専務の前田貴子さんにお話を伺いました。
[放送日] 3月27日(土)

縫いしろ付き・実物大・カット済みで便利! 工業用オリジナルパターンにリピーター続出 シンプル企画合同会社

2019.01.25 Fri.

【ネットワーク会員 PRESS RELEASE(146)】
縫いしろ付き・実物大・カット済みで便利!
工業用オリジナルパターンにリピーター続出
シンプル企画合同会社



シンプル企画では、すぐに裁断できて縫製もしやすく、洋服を縫うのが楽しくなると評判の工業用パターン(型紙)を販売しています。世界にひとつだけのオリジナルパターンは、立体的なデザインなのにシンプルで、洋服としての動きやすさも魅力。洋裁初心者の方にも扱いやすいパターンなので、趣味で洋服を作っている方から、作った洋服を店舗などで販売している方まで幅広く喜ばれ、リピーターも多いのが特長です。詳しくはお問い合わせください。


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シンプル企画 合同会社
☎ 098-974-4760(担当:安里)
terumiasato@gmail.com

生産設備の省スペース化や労働力の節約に! あなたの会社のその手作業、自動化しませんか? 株式会社H&Kエンタープライズ

2019.01.25 Fri.

【ネットワーク会員 PRESS RELEASE(145)】
生産設備の省スペース化や労働力の節約に!
あなたの会社のその手作業、自動化しませんか?
株式会社H&Kエンタープライズ



「現在は手作業で行っている工程を機械化したいが、機械を置く場所にも予算にも限りがある…」とお悩みの事業者の方に朗報です!うるま市勝連南風原に本社を置くH&Kエンタープライズは、関連会社で自動化・省力化機械開発の実績豊富なハムス(本社:京都)の技術力と問題解決力を生かし、それぞれの現場のニーズに合わせた自動化・省力化の提案を行います。まずはお困りの工程や生産現場の懸念点など、どんなことでもお気軽にお聞かせください!


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左:のぼり用ミシン 右:小型運搬ロボット

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左:寝具用ミシン 右:小型搬送ロボット




株式会社H&Kエンタープライズ
☎ 098-989-0380(担当:新垣)
arakaki@hams-jp.com

車いすなのに足でこぐ!? 沖縄でも注目の 「あきらめない人の車いす」COGY(コギー) ナカタライト株式会社

2019.01.25 Fri.

【ネットワーク会員 PRESS RELEASE(144)】
車いすなのに足でこぐ!? 沖縄でも注目の
「あきらめない人の車いす」COGY(コギー)
ナカタライト株式会社



ヒトに本来的に備わる脊髄反射を応用し、わずかでも足の筋力があれば足こぎできる可能性がある、画期的な車いす「COGY」。自分の意志と力で動ける“移動の自由”が得られるうえ、転倒の危険や恐怖感も少なく、リハビリ効果も期待できると注目され、国内では約6000台の販売実績があります。沖縄取扱店のナカタライトではCOGYの試乗申込を受付中(事前予約制・状況により訪問試乗にも対応)。平日10時~17時に電話・メールでご連絡ください。


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ナカタライト株式会社
☎ 098-942-3233(担当:仲田)
http://www.nakataraito.com

株式会社丸忠 元気企業FILE

2018.10.17 Wed.


【元気企業(28)】
債務超過の苦境を「人を生かす経営」で乗り越え
「沖縄をキレイにする」会社として成長を続ける
株式会社丸忠

1970年創業の株式会社丸忠は、衛生用品のレンタル・販売を行うリースキン事業、カーペットなどのクリーニングを行うハウスケア事業、そして窓ガラスフィルムや床・水回りのコーティング事業で着実に成長を遂げてきた企業だ。2001年に創業社長から経営を受け継ぎ、代表取締役を務める喜納朝勝さんは社長就任当時を振り返り、こう語る。
「当時は債務超過もあり、厳しい経営状況でのスタートでしたが、やるべきことと方向性は見えていました。そして、その実現のために絶対不可欠なのが『人を生かす経営』だと考え、これを経営者としての最優先事項に掲げて、現在に至っています」
経営陣を含む全社員が意識改革研修を受講し、県中小企業家同友会が開催する「共育塾」には第1期から現在の17期まで、ほぼ毎年参加。社内コミュニケーションを円滑にする〝共通言語化〟を図りながら全社一丸となって努力を重ねた結果、2008年に債務超過を解消。その後も順調に業績を伸ばし、現在は年商額も社員数も2001年当時の倍に成長した。
2014年には「沖縄県産業・雇用拡大県民運動(みんなでグッジョブ運動)推進功労者表彰」を受賞。これは「雇用機会の創出・拡大(定年制を設けず、65歳を超える社員を3名雇用、全員を正社員として雇用など)」「安心して働ける職場環境づくり(育児休業制度の整備など)」「働きがいを感じスキルアップやキャリア形成を促す職場環境づくり(階層別の研修・面談の実施など)」が評価されたものだ。
さらに2018年3月には「沖縄県人材育成企業認証制度」の認証も取得。7月からは部門横断での改善活動にも取り組みながら、さらなる組織の強化と生産性向上を図っていくという。
2007年から続く「人生のグランドデザイン」の取り組みもユニークだ(写真参照)。喜納さんは「仕事の目的よりも『人として生きる目的』を上位に置いてほしい。そして、丸忠というステージを使って自ら考え、行動して、自ら輝けるような人生にしていってほしい」と社員への想いを語ってくれた。


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丸忠のフロアコーティング「ミラーコート」(上左が使用前、上右が使用後)。従来のワックスに比べて耐用年数も長く、水・油などの汚れをはじくので日々の掃除が楽(マジックでの実験写真参照)。しかもピカピカなのに滑らず、食品衛生法等の基準をクリアした安全成分なので安心して使えると評判だ

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※クリックして拡大
自分の人生を豊かにするために会社というステージを使う、という発想で全社員が作成する「人生のグランドデザイン」。年一回の一泊研修で、どんな人生を歩みたいのか、何を成し遂げたいのかをイメージし、書き込んでいく。「働くことは目的ではなく手段なんだよ、といつも社員に話しています」と喜納さん

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喜納朝勝さん。社員から「正直な人」「言葉に力がある」と慕われる。毎月実施している社員の誕生日会は主に喜納さんの自宅で開催されるそう

株式会社丸忠
浦添市牧港5-19-8 ☎ 098-877-6848
https://kireimaru.jimdo.com/

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沖縄ベンチャースタジオタブロイド版56号
2018年12月発行

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